2020.12.02 
初日舞台挨拶イベントレポート

11/27(金)本作の公開を記念した
公開初日舞台挨拶が実施され、
松本穂香さん、瀬戸利樹さん、
瀬名快伸監督が登壇致しました。


昨年6月のアフレコから遂に迎えた公開初日、
改めて今の想いを聞かれた松本さんは
「このご時世で、これだけたくさんの方に
集まって頂けることが先ず、すごく嬉しいです。
この時代だからこそ響くものがある
映画なのではないかと思いますので、
とにかく沢山の方に観て頂きたいなと
思っております」
と話し、瀬戸さんは
「ジャパンプレミアの時にいよいよだなと
思っていたんですが、
今日初日を迎えて、
改めて“来たっ!”という感じです。
とにかく嬉しい気持ちが強いです」と
笑顔でコメント。
監督は「公開できるのが本当に感慨深くて、
胸がいっぱいな気持ちです」
と涙目で公開を迎えた想いを語りました。

松本さんと瀬戸さんにMCから
“公開初日を迎えて
お互いにこれだけは
伝えておきたいこと”をという質問をされると、
2人はお互いを見合って
思わず照れ笑いを見せました。
松本さんは瀬戸さんに対して
「お話をする中ですごく純粋な方だなと
感じていまして。
監督も食事会で
5分話しただけで瀬戸さんの真っすぐさを
感じたと仰られていましたし、
今回の新という役もその真っすぐさが
表現されているキャラクターだったので、
新が素敵だったのは瀬戸さんだったから
なんだろうなと感じております。
厳しい世の中ですが
、是非その真っすぐさと純粋さを失わないで
いて欲しいなと思います(笑)」
と語りました。
一方、瀬戸さんは松本さんに対して
「声がめちゃくちゃいい!」力強くコメント。
それを聞いた松本さんは
「ありがとうございます・・・!」
とまた照れ笑い。
瀬戸さんはその姿を見ながら
「澪の声も素敵なんですが、
声質がめちゃくちゃ良くて耳が幸せでした」
と更に絶賛しました。

“是非ここを観て欲しい!
本作のアピールポイントを教えて”
という質問には、
松本さんは
「私が演じた澪は基本的に消極的で、
“自分なんてダメだ!”と思って
色んなことを諦めちゃってる女の子です。
私も高校の時は特にそういう気持ちが
強かったので、そういう人の感覚は
分かるところがあります。
そんな人が沢山いると思うので、
“そうじゃないんだよ。
ダメじゃないんだよ”
と少しでもこの映画を通して伝えられたらな
と思っています」とコメント。
瀬戸さんも
「澪に共感する方はたくさんいらっしゃると
思います。
一歩を踏み出す勇気が
持てない方に、この映画を通して
勇気を与えられたらなと思います」
と松本さんのコメントに続き、監督も
「今、閉塞感のある世の中なんですが、
映画のストーリーの中でもそうした部分が
あります。
その中で登場人物が必死に
前を向いて抜け出そうとしている姿を
観て頂きたいです」と語りました。

2020年も残すところ1か月ということで、
“2021年はここが変わりたい!”という
お題にフリップで回答した登壇者の皆さん。
松本さんが“アウトドア”、
瀬戸さんが“優柔不断”、
監督が“睡眠”とそれぞれ披露。
松本さんは「元々の気質もあるんですけど、
今年はお家にいることが多かったので
自然の中に行きたいです」
とコメントし、瀬戸さんは
「ご飯のメニューとか選べないんですよ(笑)
家族で食事に行く時は迷ったものを
両方選んで、
選ばなかった方を
両親に食べてもらったりとか(笑)
そういうのを無くしたいです」
と答えて会場の笑いを誘いました。

そして、ここで公開初日を祝って
映画をイメージした青いくす玉が
ステージに登場!
3人がくす玉の紐を引くと、
【祝公開!映画『君は彼方』】の垂れ幕が降り、
会場に集まったお客さんからは
大きな拍手が巻き起こりました!


最後に監督は「1人の女子高生が
人生を変えるために一生懸命自分と向き合う
映画になっております。
沢山の人の心に届いたらいいなと
思っておりますので、
よろしくお願いいたします‼」と挨拶。
瀬戸さんは「この映画には沢山の人の想いが
詰まっていますので、
皆さんの力で多くの人の元へ
羽ばたかせて頂きたいです」と語り、
松本さんは「この映画を観にこれだけの方が
劇場に集まって下さったことが
奇跡だと思っております。
この映画を観て少しでも響くものがあれば
いいなと思いますし、
純粋に映画を観て楽しんでくれたら、
それだけですごく嬉しいです」
と集まったお客さんに語り、
イベントは終了しました。