2020.11.16 
舞台挨拶 イベントレポート

11/11(水)本作の初お披露目を記念した
舞台挨拶がTOHOシネマズ池袋で開催され、
松本穂香さん、瀬戸利樹さん、土屋アンナさん、大谷育江さん、木本武宏(TKO)さん、
竹中直人さん、夏木マリさん、瀬名快伸監督が
登壇しました。

まず、お客さんの前に登壇した一同からご挨拶。
夏木さんは「舞台が池袋ということで、
(私は)生まれも学校も池袋で育ちました。
この素敵なアニメーション映画に参加出来て
嬉しいです。」と話し、
竹中さんは「瀬名監督が最高の監督で、
現場は本当に楽しかったです。
現場でマスクをしながら
お会いしていたんですが、
瀬名監督の顔を
ちゃんと知らなかったんですよ!」と、
イベント前に挨拶をした時に
瀬名監督と気づけなかったそう。
続けて木本さんも
「皆さんと現場では和気あいあいと楽しく…
いや僕、
一人でアフレコしたので初めて
お会いします(笑)」と会場を笑わせました。
瀬名監督は
「元々、渋谷を舞台に作ろうとしていましたが、
プロデューサーから
『豊島区が今とても変わろうとしている。
この映画のテーマと一緒じゃないか』と言われ、この豊島区に変更しました。
この素晴らしい舞台を用意していただいて
ありがとうございます!」
と感謝の気持ちを伝えました。


池袋の思い出について聞かれた
夏木さん、土屋さん。
夏木さんは「昔グループ・サウンズが
流行った当時、
好きなジャズ喫茶で
私の大好きなバンドが出ていて、
池袋の駅地下の靴屋さんでアルバイトをして、
そのバンドに貢物をしていたりしました。
愛があるんです、池袋に。
(この映画の)お話をいただいたときに、
池袋だから(参加しました)。
台本も読んだら役も素敵で最高です!」
と池袋愛が伝わるエピソードを披露。
土屋さんも「私が音楽を始めたデビュー当時、
池袋でライブをやらせてもらっていたんです。
この作品を通して、また池袋の違う場所で
ライブをやってみたいなと思っています。
もっともっとこの街を知りたいと思いました!」とコメント。

“私は変わる”という
本作のキャッチコピーにかけて、
最近変化したことについて聞かれた一同。
松本さんは
「演じた澪が、
歌うことは好きだけれど
人前で歌うのは苦手という
設定だったんですけど、
私自身も恥ずかしいと思う所もありました。
ただ、最近なぜか歌をカヴァーして
歌わせてもらうことがあったり、
歌う機会が重なったことで
楽しいなと思う瞬間が出来てきたのが
変わったところだと思います」と話し、
瀬戸さんは「自粛期間をきっかけに
料理をするようになったんですけれど、
商品の裏側を見るようになりました。
脂質とか…」と言うと、
大谷さんから「賞味期限ではなく?」と聞かれ
「はい、脂質とか、糖質とか!」と
自分なりのこだわりをみせた瀬戸さんでした。

また、大谷さんは「私は“こうせねばならない”
という人なんですけど、
最近“まあ、いっか”と思うことを覚えました!」と答えました。
さらに竹中さんは
「幼少期から消極的な性格だったんですけど、
この作品で瀬名監督に変えられました。
(アフレコで)『もっとテンション上げて、、
もっと、もっと!!』と言われて、
初めて自分を解放することの喜びに
気づきました。」と話すと、
瀬名監督が
「いやいや、ちょっとバラしていいですか?
収録の初めにダンスをして
奇声を発していたんですよ!
“フゥゥゥゥ”って!
やばい人来たって思っていたら、
どうやら
それは準備運動と発声練習だったんですよ」
とアフレコ時の裏話を暴露し、
登壇者一同笑いに包まれました。

最後に松本さんから
「色んな人の色んな気持ちがこもった
映画になっています。
日常でいやな事とか色々あると思いますが、
今日はこの映画を純粋に楽しんでもらえたら
嬉しいです。楽しんでいってください」と、
お客さんにコメントし
舞台挨拶は幕を閉じました。